みなも農園

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ぼちぼち農業の方に少し時間を割いていけそうなので、ここで一旦初志貫徹の初志を残しておこうかなと思います。

自分への戒めとぶれない心のために…

2024年12月21日の冬至という日を選んだのは、陰極まりて陽となる、これからは陽に転じていく始まりというのが僕らしくて良いなと思いました。

というのも、幼少期病気が多く学校にいた記憶よりも病院や入院などの記憶が強くそれから大人になるにつれて改善していき、おかげさまで今では健康体で過ごしております。

もともと喘息を持って0歳8ヶ月の時に死にかけたらしいんですね、そこから12歳までは床に伏せていることも多く、気管支とか肺が弱かったみたいです。(親から改めて聞かされました)

そのおかげもあって空気には敏感でどの場所にいるかで自分の体がどんな反応をしているかと客観的に見ていたなと今になって感じます。

そういう感覚が健康体になった今も持ち合わせており、「環境」が自分に与える影響というのは敏感にありました。

自分にとって心地よい空間にいることが生命を脅かさないという本能的な感覚が病気のお陰で備わりました。

それが今にも繋がっていると感じています。

IT企業のサラリーマンを経て、自分が一生を懸けてやりたいものを探した時に出会ったのが農業。

自然というものを追求していれば飽き足らずに人生を楽しめるというのが、最初の気持ちでした。

宗教、文化、教育、政治、色んな分野に触れ横の繋がりを見てきました。

農業ひとつとっても、十人十色。農法というのが一意に決まらないと肌で感じてきました。判断ができないのです。

そうした流れで出会った天然温泉ゆの里、4年半農業部門で働かせて頂きました。

そこにある水の科学性、土、光、自然という機能に魅せられ、より自分に合っているやり方が見えてきました。

そしてご飯を食べるということ、物質を摂取するするということ、人間であるということ、今起きている現実。そういうこと一つ一つへの違和感を取り除いた時に見えた自然に適応した植物。

それを自分たちを通してみんなに共有したい、自分、家族、そして社会へ貢献していきたいと素直に思える日がきました。

みなもという名前は、「水面」

すいめんからつけました。普段僕が物事を捉える時の感覚がすごくみなもに近く、自分の中に意識を表現するなら、みなもが合っているなと感じました。

一点の静かな刺激は延々と伸びていく波紋となり、全体へと影響を与える。

そんな農園の成長になっていけば良いなと思ってこの名前をつけました。

この一点の静かな刺激というのが、初志だと思ってここに残します。

なんとなく始まるんだけど、すごく明確に見えているビジョン。自然ぽいねー。


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