畑の改善 沼から畑へ 2

みなも農園では、畑を改善するということを主な目的として農業を行っています。僕が生まれた時代はとてもありがたく、先駆者の方々が多く慣行から有機からいろんな分野で実績を積んでいるところが多く、とても参考になります。

そこで当農園では、栽培という観点から環境改善するということを行っています。それを思想ではなく、現実的な技術にできれば良いなーと思います。

だいぶ青島みかんの芽が大きくなってきました。他の柑橘に比べると半分のスピードで芽が伸びてきました。

個体差があれど、アゲハの幼虫やカミキリムシ、シャクトリムシが出てきまして葉っぱがほとんど食べられたものも何個かありました。

表面にはアメリカセンダングサが9割、あとはヒメジオンとかカタバミとか、クローバーとかが生えてるものの、少し伸びるのが早い(競争してる感じ)ので今はまだ草刈りが耐えないですね。

みかんも環境の変化で伸びがよくないのかなと。それもあってもともと生えてるものとの衝突がおきている状態ですね。あと畑を1年放置できたらまた違ったかなと。

斜面が多いけどそれでも耕すことができるとまた全然違うだろうなと。ユンボで生地しましたがどうしてもムラができてしまうので、均一にできないのがネックだなと。

ナイフモアで全体を刈ったのでほとんど葉っぱありませんが、梅雨が終わらずに雨が降ることを祈ります。今年の夏も熱くなりそうなので、このあと黒マルチで過乾燥を防げればよいなと思います。

余談ですが、最近は有機資材や微生物資材も増えてきました。土壌の研究が進んでいる証拠だと思います。化学性の可否と同様にこれもJAS規格だなんだとみんなが愚痴になっているのが散見されます。挙句の果てにある特定の商品に関して誤解が広まってるからみんな正しい知識をという農家さんが現れてきます。すべて情報の中でのやり取りで本人たちの感覚が失われているなとつくづく感じます。

簡単ではありませんが、もっとシンプルに考えてもよいんじゃないかなと思います。

このやり方を貫いてそれでもなんとかなる社会が来たら良いなと思います。


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